国試でも役立つ研修医向け参考書

このページでは、医師国家試験にも役立つ初期研修医向けの参考書を紹介しています。

研修医になってから、素敵な参考書にいくつも出会いました。

そして気づいたことは、一般に国試で正答率が低い問題は、それらの参考書をちょっとでも読めば解ける場合が少なくないということでした。

裏を返せば、初期研修医で必要となる知識、技術、思考など、所謂、「初期研修での常識」が国試では問われつつあるということです。

とすれば、国試の勉強をしながら臨床研修を追体験できるということなんです。国試受験は初期研修医になってから慌てない、格好の準備期間になる思います。

どうせ研修医になってから買うのならば、医大生のうちから傍に置いて勉強して、国家試験でもいい点を取ってみませんか。

当直・救急で役立つ

ステップビヨンドレジデント 2 救急で必ず出合う疾患編



救急でよく出会う症候へのアプローチが軽快なタッチで、多数のエビデンスと共に掲載されています。ドクターGに出演した先輩も「3年目になって読み返しても新しい発見がある」と絶賛。

この本が役に立つ国試問題

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東京 ER 多摩総合マニュアル



多摩総合医療センターのERを立ち上げた樫山鉄矢先生の著書。症候別、疾患別に内容が簡潔的にまとめられています。それもさることながら人間的にも素晴らしい方なんですよ。

この本が役に立つ国試問題

102C22


輸液管理に役立つ

輸液を学ぶ人のために




初版は1981年ですが未だに朽ちることはありません。著者と看護師との対話を通して、輸液の基礎が誰でもわかりやすいように記述されています。

この本が役に立つ国試問題

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Dr. 須藤の酸塩基平衡と水・電解質




文系出身である僕が、初めて浸透圧と張度を理解できた一冊。図が多く掲載されており、視覚的にも理解しやすくなっています。

この本が役に立つ国試問題

110B5

抗菌薬使用に役立つ

レジデントのために感染症診療マニュアル

熱・白血球・CRPから解放される一冊。第1章 感染症診療の基本原則だけでも読むと、感染症に関する勉強指針が立つと思います。

この本が役に立つ国試問題

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感染症プラチナマニュアル

抗菌薬のスペクトラム、起因菌の分類、臓器別の感染症診療がポケットサイズにまとめられた一冊。これさえあれば抗菌薬選択には困りません。毎年更新されています。

この本が役に立つ国試問題

107D11

手技に役立つ

診察と手技がみえる vol.2

「○○がみえる」シリーズで唯一読んだ本。写真が多くて視覚的にイメージしやすくなっています。手技の本は一冊あるととっさに調べられて便利です。

この本が役に立つ国試問題

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カルテ記載に役立つ

「型」が身につくカルテの書き方


自己流なカルテの書き方だと、考えもまとまりませんし、情報も伝わりません。この本を読めばカッコいいカルテが書けるようになりますよ。

この本が役に立つ国試問題

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持っているとかっこいい参考書

CMDT: CURRENT Medical diagnosis and Treatment 2017


疾患ごとに疫学から検査、治療まで、日常診療に即して簡潔に記載されています。気になる症例だけでも調べると、診療のヒントが色々発見できます。

胸部X線の読影に役立つ

やさしイイ胸部画像教室




胸水、無気肺、浸潤影など、胸部X線での見え方が原理からわかりやすく説明されています。CTの説明はちょっと難しめですが、胸部X線読影を学びたい人の最初の一冊として絶対おススメです。

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